ネットで知り合った2人┃映画「ユー・ガット・メール」【ネタバレなし】のあらすじ解説

ニューヨークで老舗の絵本専門店(街角の小さな本屋さん)を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)は同棲している彼氏がいました。

ですが最近は「30代の部屋」というインターネット上のサイトで自らを【ショップガール】というハンドルネームで名乗りチャットを通じて知り合った【NY152】というハンドルネームの男性と隠れて連絡を取り合っています。

そんな時キャスリーンのお店の近所でディスカウント型の大型書店「フォックス・ブックス」がオープン予定との話が。「そんな大型の書店が近所に出店されたらウチのお店のお客さんは皆取られてしまう…」と街角の小さな本屋さんの従業員は心配してしまいます。何を隠そうこのフォックス・ブックスの御曹司こそがハンドルネーム【NY152】のジョー・フォックス(トム・ハンクス)だったんです。

そんな中ジョーが親戚の子ども達と買い物途中にたまたま「街角の小さな本屋さん」に入店。ジョーとキャスリーンは楽しく会話し話が弾みます。もちろんこの時は2人がメールの相手なんて知る由もありません。

話の流れで話題はフォックス・ブックスの話に。キャスリーンは「ずる賢いキツネの本屋は地獄に堕ちるわ」と嫌悪感をあらわにするとジョーは自分がフォックス・ブックスの御曹司という事を必死で隠し慌てて店を後にします。

工事が完了しフォックス・ブックスが予定通り開店。街角の小さな本屋さんの売り上げが少し落ち込み不安がる従業員。気晴らしにキャスリーンは彼氏と共にとあるパーティーに参加します。

そこに運悪く鉢合わせてしまったのがジョーです。しかも最悪な事に名字がフォックスである事がキャスリーンにばれてしまいます。

「あなたの名字フォックスだったのね。スパイだったの？」「僕がスパイだと？」口論になる2人。そこに仲裁に入るジョーの彼女とキャスリーンの彼氏。上手く話をまとめてその日は事なきを得ます。

その後も相手がまさかあの人だとは知らずに連絡を取り合う2人。

今日の出来事を話し合う2人。

まさか言い合った相手同士とは知らずに。

お互いが反省をしながら。

話が落ち着くとジョーの方から遂に「今度会わないか？」とお誘いが…！

約束の日、約束のお店で待ち合わせた2人。ジョーは不安で心配なのか同僚を連れてお店に向かいます。目印に本に花を挟んで待っている女性を同僚がお店の外から偵察します。

同僚はジョーからキャスリーンの事をさんざん聞いていて顔も知っていた為度肝を抜かれます。状況を把握したジョーは興冷めした様子で同僚に「帰る」と言い放ちます。同僚は「放っておくのか？」と心配されるも「ずっと待たせとけ」と捨て台詞を吐いて帰ってしまいます。

シーンが切り替わりキャスリーンがお店の中でドキドキしながら相手を待っていました。そこに1人の客がお店に入店。その客の顔を見るとそこにはジョー・フォックスの姿が…！！