24時間365日生放送┃映画「トゥルーマン・ショー」【ネタバレなし】のあらすじ解説

主人公のトゥルーマン(ジム・キャリー)は離島・シーヘヴンで暮らす保険会社勤めのサラリーマンです。小さい頃から冒険家になるのが夢なのですが今まで1度も島を出た事はありません。

実はトゥルーマンは海が大の苦手なんです。その理由は子供の頃、父と一緒にヨットで海に出ていた時に嵐に遭遇してしまい父を亡くしてしまったのです。それから海がトラウマになってしまいました。

ある日死んだはずの父と、町中で再会します。

しかしまるでホームレス姿の父は謎のビジネスマンの男性と犬を連れた謎の女性に無理やり連れて行かれてバスに押し込まれそのバスは出発してしまいます。

今日の出来事を母親や妻に相談しますが全く話を聞いてくれません。父はもう亡くなったはずなのに父を見たなんて言い張るトゥルーマンを逆に心配します。トゥルーマン自身は全く腑に落ちていません。

そしてシーンが急に切り替わりその腑に落ちてないトゥルーマンをテレビ越しに見ながら談笑する女性達の姿が…！

シーンは切り替わりトゥルーマンの大学時代のシーンに。トゥルーマンは昔今の妻ではなくローレンという女性に一目惚れをしてしまいました。

しかしそのローレンは初対面なのに「あなたの事は知ってる」「あなたとは話をするなと指示されているの」と何だか様子が変です。

話の流れで夜の海に遊びに来た2人。そこでもローレンは「早くしないとすぐに連れ戻される」「あなたには言えない」と説明します。その説明の最中にトゥルーマンが強引にキス。情熱的なキスの最中に砂浜に謎の車が突然急接近してきます。

するとローレンが慌てた様子で「聞いて！あなたはいつも皆に見られているの！周りの皆は全員偽物よ！芝居をしているの！私も本当の名前はシルヴィア！ローレンは偽名なの！」と説明します。

車から降りてきた男はローレンの父親と名乗りますがローレンは「こんな男知らないわ！信じちゃダメ！」と反論。「この砂浜も空も海も全部舞台装置で番組の一部なのよ！この男の言ってる事は全部ウソよ！島を出て私を探しに来て！」と叫びます。

ローレンの父と名乗る男性は「彼女は病気でフィジーで療養させる」と。車で連れ去られてしまったシルヴィア。それ以来トゥルーマンはフィジーに行く事を密かに夢見ています。

またいつもの日常生活に戻りトゥルーマンが車を運転しながらラジオを聞いていると急に電波が乱れ聞こえてきた内容は「エキストラ！配置につけ！ターゲットはもう到着するぞ！周波数を変えろ！」という内容。他にもホームレスを一斉追放という号外が配られていたり何の前触れも無く入ったビルのエレベーターの中が衣装部屋だったりと怪しさ満点。

たまらず親友に「誰かに見られている。つけられている。」と相談すると「トゥルーマン。おかしいぞ。この島が1番だろ？」と諭されてしまいます。

しかし決定的だったのが家族で結婚した当時の写真を見ながら談笑をしていた時トゥルーマンは見つけてしまいます。花嫁姿の妻とキスをしている写真。その妻が人差し指と中指がクロスしていたのです。これはハンドサインで「神に懺悔をする事」。つまりは嘘をついているという事です。

翌日仕事場に向かおうと準備している看護士の妻に「話がある」と喋りかけると「ごめん今日は急いでいるの」と妻。その後慌てて家を出ようとする妻に「何故指をクロスしたんだ？」と聞くと妻は苦笑いして無視。仕事に向かってしまいます。

もはや自分の妻すら信じられなくなってしまったトゥルーマン。不信感を拭いきれなくなり思わず仕事場に向かう妻を自転車で追跡します…！これからどの様な展開になっていくんでしょうか。