仮想空間〈U〉┃映画「竜とそばかすの姫」【ネタバレなし】のあらすじ解説

田舎町に住むそばかすが特徴の女子高生内藤鈴(中村佳穂)。鈴は幼い頃母を事故で亡くし大好きだった歌もそのショックから歌えなくなってしまいました。その後は父とも関係が上手くいっておらず学校でも浮いた存在になっていました。

そんなある日友達の別役弘香(幾田りら)に誘われインターネット上の仮想空間〈U〉の世界に飛び込む事に。自分のアバターは〈As〉と呼ばれ仮想空間上の名前は〈ベル〉と登録します。

母が亡くなったショックで今まで歌が歌えなかったのにアバターに姿を変えた鈴は何と大好きな歌が歌えるようになっていたのです。

圧倒的な歌唱力で〈U〉の歌姫として君臨したベル。その人気はとどまる事を知らず世界コンサートの開催が決定します。そして当日コンサートがいよいよ始まろうとしたその時〈竜〉という獣の姿をした謎の〈As〉が乱入しコンサートは滅茶苦茶に。コンサートは中止になってしまいます。

竜によってベルのコンサートを滅茶苦茶にされた事により客は激怒。竜の正体を暴くため仮想空間上の自警団が竜の捜索を始めます。捕まえた上で竜を現実世界での姿に強制的に暴く「アンベイル」を実行するべく情報を皆に求めます。

ベルも個人的に竜を捜索し「竜の城」にて竜を発見。竜は「何故ここにいる」と大激怒しベルを追い出そうとしますが同時に竜のふとした優しさの一面も発見。少しずつ2人の距離が縮まっていきます。

ベルと竜の今後の関係は？そして仮想空間…現実社会で迎える結末とは？細田守監督が伝えたかった事とは？続きは是非本編をご覧下さい。